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ウォレットの生成 | JavaScript入門編

スクリプトを作成

  1. プロジェクトディレクトリにcreate_wallet.jsという新しいファイルを作成します。

  2. 以下のコードをcreate_wallet.jsに貼り付けます。

    const xrpl = require('xrpl');
    async function main() {
    // Testnetサーバーに接続
    const client = new xrpl.Client('wss://s.altnet.rippletest.net:51233');
    await client.connect();
    // 新しいウォレットを生成
    const wallet = xrpl.Wallet.generate();
    console.log('New wallet address:', wallet.address);
    console.log('Secret:', wallet.seed);
    // 接続を閉じる
    client.disconnect();
    }
    main().catch(console.error);

    このスクリプトは、新しいXRPウォレットを生成し、そのアドレスと秘密鍵(シークレットキー)を表示する処理です。

スクリプトの実行

  1. コマンドラインで以下のコマンドを実行して、スクリプトを実行します。

    Terminal window
    node create_wallet.js

    成功すれば、コンソールに以下が表示されます。

    Terminal window
    New wallet address: rHjHkeRJ7PMQXbghGKYL9NkTvk********
    Secret: sEdTcmvRqeoJeHQGKf2Pz6B********

    このように、XRPLでは簡単に新規アドレスを発行することが可能です。

    アドレスは銀行口座番号のような役割を果たし、秘密鍵はアカウント管理や署名に使用する大事な役割となります。

  2. 作成したアドレスを引き続き開発で使用したい場合は、表示されたアドレスと秘密鍵をテキストファイルやメモツールにメモしておきましょう。

備考

次の章では、テストネット用のアドレスに開発用トークンを取得する方法について紹介します。