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プロジェクトの開始 | JavaScriptでのXRPL開発 四段編

まずはプロジェクトを作成しましょう。

プロジェクトの作成

今回は登場人物が2名のみとなりますので、シンプルなプロジェクトで十分です。

以下の通りにプロジェクトを作成してください。

Terminal window
// ディレクトリの作成・移動
mkdir xrpl-payment-functions
cd xrpl-payment-functions
// プロジェクト作成
npm init -y
npm install xrpl

ES6モジュールを有効にする

次に、package.jsonに以下の設定を追加して、ES6モジュールを有効にします。

位置はどこでも構いませんが、以下のように、修正を加えてください。

{
"name": "xrpl-payment-functions",
"version": "1.0.0",
"main": "index.js",
"type": "module", // 追加
"scripts": {
"test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
},
"keywords": [],
"author": "",
"license": "ISC",
"description": "",
"dependencies": {
"xrpl": "^3.0.0"
}
}

設定ファイルの作成

学習効率を上げるために、ディレクトリルートに汎用的に再利用できるよう、configファイルを作成しておきましょう。

これから作成するソースで読み込んで使用します。

config.js
import { Client, Wallet } from 'xrpl';
// XRPL クライアント
export const client = new Client('wss://s.altnet.rippletest.net:51233'); // テストネット
// ウォレット
export const aliceWallet = Wallet.fromSeed('s████████████████████████████'); // アリスのシードを入力
export const bobWallet = Wallet.fromSeed('s████████████████████████████'); // ボブのシードを入力